琴櫻 ひとりごと
偉大な祖父である「琴櫻」のしこ名を
受け継ぐについては正直迷いが
ありました。
父のしこ名である「琴ノ若」に愛着が
ありましたし、「琴櫻」の名前を
汚すような相撲をとってはいけないという
プレッシャーもありました。
でも似た境遇の黒姫山も偉大なしこ名を
継承して臆することなく少しづつ
ではありますが、いい相撲をとるように
なっています。
彼を見習って自分も挑戦すべきなのでは
ないか。そう思えるようになりました。
「琴櫻」襲名を決断しました。
それと
「琴ノ若」というしこ名が
不祥事を起こして、八角理事長が
目を三角にして叱ったらしい「北の若」と
しこ名をよく間違えられるのが嫌だったのも
理由のひとつでした。
注(時系列に多少の間違いあり。
そこは広い気持で、蒙御免)