土俵に女の人はあがれない
映画「フォローミー」の主題曲と映画の
解説を町山智浩がyouTubeでやっていた。
この映画のDVDはめったに出ないんだって。
あの頃を思い出しました。
映画館に朝一で入って夜最後の上映まで観て
映画館を出る頃は夜になってて
歩くとしばらく現実にもどれずフラフラした。
映画が終わると前の席の女の子2人が泣いている。
その時私は「へ~映画をみて泣くんだ」と思った。
実は私も心が締め付けられそうで
結局お前も泣いてたんじゃねーか。って話なんですが。
でなきゃ朝から終映まで観ないよ。
「フォローミー」はそういう映画でね。
さえない探偵役のトポルに松田優作があこがれて
探偵物語で「不適切にもほどがある」のエモケン先生が
松田優作が乗っていたベスパにあこがれて
新聞配達やった、という歌がありました。
松田優作もトポルみたいな探偵が好きだったんだ。
いい映画だよなぁ。
で、町山が言うには、ミアファーローの旦那役は
英国の会計士で・・・から英国の話になり・・
「80日間世界一周」の紳士クラブにシャーリーマクレーン
がウッカリ入って来た時、クラブの紳士が
「これでお終いだ!」と言うセリフがある。
女人禁制の決まりを破ってしまったから。
大相撲がかたくなに土俵に女の人を上がらせないのは
これと同じことなのだ。
女人禁制は伝統的で守っていくべき決まりだから!
それを破ってしまうと「これで大相撲はお終いだ!」
なのだ。
正しいかどうかは別にしてThis is the END.なのだ。
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