パリ五輪の悪口 その①
パリ五輪は誤審が多くて
大会運営側の面目丸つぶれです。
大相撲を見習うとかなり参考になりますよ。
そう私がつぶやいてもフランス人の
耳には届かないでしょう。
大相撲はね
年功序列で熟練した行司が土俵で
勝負のゆくえを厳しい目で見る訳よ。
相撲がもつれたら第二段階として「物言い」という
システムがあってね、相撲「経験者」が、
つまり目のこえた勝負審判が話し合いで決着をつける訳。
審判長の耳にはチャレンジにあたる録画室からの
意見が聞こえて来る。
「勝ち負け」だけにこだわるオリンピックと違い
その裁定には誰も文句は言わない。力士も観客も。
白鵬が「勝ち負け」にこだわる派でだったのと、
たまに勝負審判も「確認」の為の「物言い」を
やらない時もあるけど、それはご愛嬌。人間だもの。
オリンピックの誤審に比べれば許せる範囲。
表だった抗議もしません。どうよ奥ゆかしい事。
塙の野球の「どすこい研」みたいなのを見ても分るけど、
審判をめざして審判になった人と実際
修羅場を何度もくぐり抜けて引退した人とでは
プレーの見かたとスピードがまるで違う。